2011/10/21

Acid a Manner : Latest Acid House collection









今回のDJミックスは



アシッド ハウス です。













ただ

ビョンビョンうねうね

鳴っているというよりは



「シンプルな構成で、中毒性のある」


ことを中心にすえました。








一応、夏以降の


ここ1,2カ月のリリースもので固めています。


ま、締めのヴィタリックはクラシックですが。






では、



新しいアシッドハウスの作法


アシッドのマナー


アシッダマナー



ボナペティ!!








トラックリスト

①Boys Noize - Adonis
②Pete Tong - Wardance
③Groove Armada - Oscillator One
④NOOB - Protein
⑤Strip Steve & Das Glow - Calcium
⑥Kry Wolf - Lost In Treme (Dave Spoon Remix)
⑦Friendly Fires - Hawaiian Air (Seiji Remix)
⑧Australia - Sydney On Acid
⑨Koen Groeneveld - Ditsjz
⑩Zombie Nation - Tight (Etienne De Crecy Remix)
⑪Gesaffelstein - Atmosphere
⑫Bart B More & Tommie Sunshine - Bodywork
⑬Acid Jacks - Yoko Mono
⑭Vitalic - Poison Lips






ダウンロード → http://www.megaupload.com/?d=FLKOJIGU 86.52 MB







現在のアシッドハウス3大神は


TIGA


BOYS NOIZE


ZOMBIENATION



であると思います。



この3名は新規アーティストの発掘


サウンドへのアプローチにおいて


他のアシッドハウスクリエイターと一線を画しており


アシッドハウスの可能性を広げる事に従事いているという点で選びました。













「1010」を含むスーパーアシッドを経て

リリースされた①Boysnoizeの「Adonis」は

しっとりとしながらも中毒性は十分

彼の内にある新世界を垣間見る事のできる一曲。


Boysnoizeは今後もますます期待できる。





























ティガのトラックは今回使用しておりませんが


⑧と⑪は彼が仕切るレーベル


ターボ・レコーディングスより。






⑪のゲサッフルスタインは


出す曲出す曲かっこよい。


レーベルのコンピ

Turbo Century IVに収録された彼の曲は

リミックスも含めて白眉。





ちなみに来月来日しますね。






ティガは⑦Friendly Fires のリミックスを終えたと

先日つぶやいていたので、それにも期待したい。








ティガとのコンビ

「ZZT」において


車燃やしたり

カセットテープでアルバム出したりと


ちゃめっけたっぷりの

⑩Zombie Nation



もう、そのままでいいです

Stay Gold !!









意識の低い所から

じょじょに

意識の高いところを

刺激する


バランス良いアシッドハウスMIXに

なったと自負しております。











U can't be sure


but U might find new ecstasy!!








2011/10/12

the A-Z of British Style by Harpers Bazaar UK

この秋


いわゆる赤文字系の雑誌の子たちは


「ブリティッシュ系」に興味深々だそうで


中づり広告にもそんなアオリが踊っているのを


 
チラホラ見かけます。





ところで、

ハリウッド映画に出てくる日本のイメージが

なんかずれてて、見ているこっちが恥ずかしくなる

なんて経験があるかと思います。





とすると

われわれ日本人が「ブリティッシュ系」とか

名付けて取り扱うファッションは

当のイギリス人にはどう映るのでしょう?





というか

「英国スタイルって何??」










そんな疑問に的確に応えてくれる特集が

英国版『バザー』10月号にありました!!





表紙はアレクサちゃん








餅は餅屋







イギリス人が考える

最新英国スタイルは何なのか


A to  Zで


ご案内。



































「B」


アニー・レノックスは極端しろ

メンズ・ライクなアイテムは

英国デザイナーは得意。




英国スタイルにもブロガーの影響あり。



そして


イザベラ・ブロー


マックイーン、ジェレミー、トレーシー…

彼女がいなかったら今はないデザイナーは多い。



ショーの翌日に新進気鋭のデザイナーの

服を身にまとい次の会場に向かった

ファッションアイコン。


「ブローが着ているデザイナーが次のスター」

と言わしめるほど、文字通り

身をていしてファッションを切り開いた人。



































『D』




ケンブリッジ公爵夫人キャサリン

こと

ケイト・ミドルトン。






『G』には過去






『E』には現在



時代場所に関係なく


刺激的なクリエイターは自然と集まり


さらなるケミストリーを生み出す。



ペット・ショップ・ボーイズの代表曲は


『West End Girls』だが


今は「East End」がホットなようだ。


























「K」には


ケイト・モス




「N」には


ナオミ・キャンベル





スーパーモデルの2ndジェネレーションの名前が。




「M」


Milliners

平たく言えば帽子屋。





スティーブン・ジョーンズ

フィリップ・トレーシー



この2大スターを生んだ英国の功績は偉大だ。



あとはチラホラ

つぎのデザイナーの動きがある。



















「P」と「T」には

英国スタイルに欠かせない

2大チェック柄が。





「S」


今キャリアのピークを迎えているであろう

スーパースタイリストが


ケイティ・グランド




雑誌「POP」を大成功に導き


その後「Vogue」傘下に入り出した


「LOVE」も大成功。




数々のファッションショーでもスタイリングを手掛けるが


やはりプラダでの仕事が白眉だろう。

 



ちなみに名前が似ている

ケイティ・イングランドは

プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー夫人

にして彼女もスタイリスト。





























「W」


Wallisはまともや王室ネタ。


元イギリス国王エドワード8世と

アメリカ人女性のウォリス・シンプソンの

関係を描いた映画「W・E」の監督は

2作目となるマドンナ










「V」には


2つのヴィクトリア。



V&Aが企画するファッション関係の展覧会はセンスが良い。


しかも出版も行っており展覧会の空気をものの見事に


パッケージングした良書を作り出す。


洋書購入の際「V&A」の名前で

決めても間違いはない。

 





AtoZ企画のキモは「Z」にある。



今回は「ZZZ」


しっかり遊んで


しっかり寝ましょう。










とりあえずタレントの多さに脱帽。





保守と革新が相克しながら


回転のエネルギーとなっており



かつ



保守派の中から理解者が


力ある革新者に惜しみなく援助与え


次の才能を作り出す。

 


ロイヤルウェディングでケイトが着たのは

アレクサンダー・マックイーンのドレス。


あのランウェイで客にむかって

お尻を出してた悪ガキのブランドが

選ばれるまでになったのである。





そのシステムがある限り


英国から新星は生まれ続けるだろう。





















May U live 2 see the Dawn



poppo

2011/10/08

Martin Margiela : What was "Artisanal"

「絵が描きたい」というのがマルタン・マルジェラ

自らのメゾンを去った理由だと伝わっているが定かではない。





今もメゾン・マルタン・マルジェラは存続しこの前のクチュールコレクションでは

⓪とよばれる「アーティザナル」ラインのショーを

メゾン・マルタン・マルジェラが手掛けたホテルで発表するに至るまで拡大している。





本人不在後もグッチやディオール程の変化をショップに行っても感じないのは、

マルタン・マルジェラが「新たなスタンダード」を生み出す事に専念したデザイナーだからだろう。






汎用性と量産可能性を基礎としつつ、細部に哲学やデザインが生きるマルタン・マルジェラの服。

真面目な素材で遊んだディティール、複雑だけど着心地の良い服、

二律背反を含みながらも「定番」にとどまるから消費されにくく、飽きられない。





メゾン・マルタン・マルジェラという「システム」を構築できた時点で

マルジェラ本人のファッションにおける思いは成就されたのではないだろうか。





彼がいなくてもメゾン・マルタン・マルジェラはその「定番」を再生しつづけることができる。

端的にいってしまえば⑥しか買わない人にはマルジェラの不在に気付かないだろう。

自分の美学や世界観を全面に押し出すデザイナーが多い中でマルタン・マルジェラは稀有な存在だった。

顔を一切明かさないことも伴って。





それでもマルタン・マルジェラもやはりアーティスト。

何かを表現せずにいられない、それがアーティスト」とはジェレミー・スコットの言葉だが

マルジェラのアーティストらしさがほとばしっていたのがリメイクを基礎としたアーティザナル・コレクション。

先にも触れたホテルでの新生アーティザナルも素晴らしかったが、まだ完全に「再生」できていない。

あのコレクションを見て久しぶりにマルタン・マルジェラの不在を痛感したのだ。














今回はそんなマルジェラ本人による

アーティザナル・コレクションを

「ニュースタンダード」特集を組んだ

流行通信』で振り返ってみる。





































ここにあるように

マルジェラは自身の手仕事によるリメイクを

ただ発売するだけではなく


さらなるインスピレーションと

手法の伝播をも意図しているのだ。






























































































































さて、アーティザナルの意味が上手く伝わったのなら


このクイズは簡単なはず。


























May U live 2 see the Dawn





Poppo