2011/05/31

The Real McQUEEN






ひきつづき

アレクサンダー・マックイーンのお話。








今回はUK版

『ハーパース・バザー』

できたての5月号より。




表紙はケイト・モス

ドレスはマックイーン。















写真はシンツボさんならぬ

スンツボ。






現在、NYのメトロポリタン美術館で

開催されているマックイーンの

回顧展に合わせてのファッションストーリー。
























ケイト自身の

マックイーン体験を

語っております。








 








 
















 




ちなみに

このアーティスティックなケープが

ニコラの手にかかると

こうなります。












Dazed & Confused 日本版より。





Stussyのキャップと合わせるとはさすが!

ストリート感が足された方が

逆にマックイーンらしい!?









 









左上


前回、ご紹介した

97年のセット。






















 


最後は

晩年のシグネチャー・アイコン

スカル柄のドレスで

フィニッシュ!!



















May U live 2 see the Dawn




poppo





2011/05/30

Eternal Punk : Alexander McQueen








   A l e x a n d e r      M c Q u e e n     


アレキサンダー・マックイーン



そろそろこの「哀しみの天使」について語ろう。


Xジェネレーション&ロストジェネレーションにとって

「起承転結」を見届けた、最初のデザイナーだ。













マックイーンの早すぎる死後

あらゆるメディアが追悼特集を組み

写真集もいくつか出たが、満足できるものはなかった。

(唯一ヴィジョネアだけが見物だったが、

植物の種が通関でひっかかり日本国内未入荷)




なぜかと言えば、

そのほとんどが2000年以降の

マックイーンしか見えていないからだ。




たしかに作品のクオリティと

ビジネス面においては

ジバンシー以降、グッチグループ傘下の

時代の方が上だろう。




だが、

ファッショニスタにとって

本当に面白いのは

樫山時代の90年代だ。



グッチ時代は彼の作品は「美しい」

だが

90年代の作品には「美しさ」だけではない

「スリル」があるのだ。



 


「起承転結」を見た今、そう言える。










だから、ここでマックイーンを語るのは

彼がノッてた時代
1997年の

『スタジオボイス』から始めよう。

(表紙は上に掲出)





















これは97年秋冬のコレクション。

サビルロー仕込みの技術と、ゴシックパンクの融合

まさに、アレキサンダー・マックイーン!!



この組み合わせのまま、

NYの回顧展に展示される。









いざ!インタビューへ













部分的に読みづらい個所もあるが読んで損なし!!

その努力は報われる。




(クリックし、さらにクリックで原寸大になります。)








文中、アジア人女性とあるのは、デボン青木の事。

まだ当時は認知されていなかった。










お気づきだと思うが、

ビョークのこのアルバム・カバーは

マックイーンとの共作























悪ガキのレッテルがはがれ

パリの老舗メゾン入りし

意気揚々

生気に満ちた彼の様子が

文章から伝わってくる。















今読み返してもっとも興味深い点は

ジバンシィに入った直後のこの時点で

後に自分を苦しめる

老舗のしきたり、スノビズムに

すでにマックイーン自らが触れていることである。





トム・フォードもサンローランの時、そうであったが、

クチュール・メゾンの、いわゆるお針子さん(=技術者)たちは

よくも悪くもプライドが高い。


彼女たちは、どこぞのアメリカ人や

イギリス人の悪ガキが

伝統あるフランスのメゾンに来ることを

良しとしないのだ。








ジバンシィでの経験は

確かにマックイーンをクチュリエにしたが

同時に彼が自由に羽ばたくための

天使の翼をうばってしまったように思える。

お腹のぜい肉ともども、ごっそりと。
















ただ、

マックイーンがジバンシィで見せた

「ブレードランナー」コレクションは

彼自身のコレクションも含め白眉だ。




電子基板とクチュール・ドレスの融合


















思い出せばだすほど悔しい。
















May U live 2 see the Dawn





poppo

2011/05/29

THE WORLD








新しい『世界』がかっこよすぎるーッッ



第3部の時はもっと角ばってメカっぽかった。



今度のは有機的。


頭部はコンパクトになり


バットマンのマスクの様。





まさに

「シビれる! あこがれるゥ!」




デザイン。









で、


着色してみました。














イエロー

グリーン

グレー


『The World』の基本色はそのままに

配分を変化。



灰色のボディが

黄色のプロテクターを

「着ている」感で

有機体の匂いを。


























『オレだけの時間だぜ』

2011/05/23

Mood Indigo : Womens' Denim Style for Early Summer







   M O O D       I N D I G O    



 Vogue UK版より  一つひねった

初夏のデニムの着こなしをご紹介







写真はお気に入り















オーバーサイズ


カスタマイズ



インパクトのあるデニムを


女性らしく着こなすキーワードは




「適度な露出」


















無造作にアップした


ヘアースタイルも


いいアクセントに



























いわゆる

「ボーイフレンド・デニム」



太いパンツに 太いベルトが おもしろい

トップスは丈短めが正解!!
















































構築的なドレス 


バッジがびっしり貼り着いた

ノースリーブ・デニム・ライダース



対極にあるアイテムも

タイトにミニ丈でまとまり良く。






































基本

「同素材 x 異色」

という組み合わせは

失敗する。




上の場合は

子供の絵のような

やわらかいタッチ刺繍が

いい緩衝役となり

まとまっている。

















おまけ












「H&M」で配布されている

フリーペーパーより


写真のチョイスが

ちょっと変わった


デニム年表を

ご紹介


























May U live 2 see the Dawn





poppo

2011/05/18

Style icon : John Galliano vol.3 madame Figaro #1192 pt 4 ( Final )





このシリーズもいよいよ最終回



クリスチャン・ディオール

ベスト・ヒット・パレード




ラストスパート

一挙出し!!




































































以上



写真はエレン・ファン・アンワース


メイクはオディール・ジルベールで


お届けしました。












 

おまけ



98年 ニック・ナイトによる

キャンペーン用ビジュアル




















May U live 2 see the Dawn






poppo